#17 プレゼンするなら必ず知っておくべき考え方
こんにちは、音声ブランディング専門家のおともです。
今回は、「伝える」ではなく「伝わる」ことの重要性についてお話しします。
これは単なる技術論ではなく、音声配信やプレゼン、企業研修など、あらゆる場面において本質的に重要な視点です。
コンテンツ
音声配信を始めたリスナーからの嬉しい報告
先日、私のポッドキャストを聴いてくださっているS.YOKOさんが、ついに音声配信をスタートされたというご報告をいただきました。
ご自身で内容を考え、準備をして、実際に話すというアクションまで踏み出されたのです。これは本当に素晴らしいことで、私自身、とても嬉しくなりました。
そしてこの報告を受けて、「伝え方」の本質について改めてお話したいと感じました。
プレゼンも配信も「伝える」だけでは不十分
私が企業研修講師や営業・プレゼンの現場で常に大切にしているのは、「伝える」ではなく「伝わる」という考え方です。
多くの人は、自分の伝えたいことをしっかり説明すれば、それで伝わったと思いがちです。
しかし、実際には「相手が理解し、心が動き、行動につながること」こそが「伝わる」状態です。
例えば音声配信では、「この話、役に立つな」と思ってもらうだけでは不十分。
聞いた人が実際にアクションを起こすところまで設計しておく必要があります。
伝わるには「相手の行動」をイメージすること
伝わる伝達のために、私は常に「この情報をどう話したら、相手が動いてくれるだろうか?」という問いを自分に投げかけます。
伝える内容を整理すること以上に、「その後の相手の行動まで設計すること」が伝達の肝なのです。
これは音声ブランディングにおいても非常に重要です。
企業が顧客との距離を縮めたいとき、ブランドの信頼性を高めたいとき、単なる情報発信ではなく、聞いた人の行動変容を促す音声設計が求められます。
企業研修でも意識している「即実践」の考え方
私は普段、企業の新卒研修や社員研修でも登壇していますが、そこで重視しているのが「学んだらすぐに実践できる」構成です。
なぜなら、多くの人は講義で学んだことを「いい話だったな」で終えてしまい、実践に移せていないからです。
せっかく貴重な時間を使って学んだ内容も、次の日には忘れてしまうことが多い。
だからこそ、「このまま職場で明日使ってください」と言えるような、即実践可能な内容を届けるようにしています。
これはまさに音声ブランディングでも同じです。
一方的な情報提供ではなく、聞いた人がその場で行動に移したくなるような「伝わり方」の設計がカギです。
情報提供だけでは不十分。行動まで導く発信を
よくある失敗例として、自分が知っているノウハウをただ並べるだけのプレゼンがあります。
これは相手の頭には残りませんし、心も動きません。
情報は今や検索すればすぐに手に入る時代。
AIが教えてくれることも多い。
だからこそ、人が人に伝えるときには、「聞いた人の行動まで導く」という視点が必要なのです。
音声配信も同じです。
ただ話すだけではなく、「聞いた人に何をしてほしいか」を明確にし、そこに向けて構成を組み立てることで、初めて「伝わる」配信になります。
無名人でも音声で信頼は築ける
伝える技術を高めれば、有名人でなくても音声を通じて信頼を獲得することができます。
実際、私の過去の配信を聴いて行動を起こした方がたくさんいます。
S.YOKOさんのように、リスナーから発信者へと変化される方が増えてきたのは、まさに「伝わった配信」の結果だと感じています。
これこそ、音声ブランディングが生み出す価値のひとつです。
伝え方は意識を変えるだけで激変する
今回のテーマ「伝えるではなく、伝わるが重要」
この一言を意識するだけで、あなたの伝え方は大きく変わります。
プレゼンも、音声配信も、日々のコミュニケーションも同じです。
「どう話すか」ではなく、「相手にどう届くか」「どう行動してもらうか」を意識してみてください。
すると、不思議と語彙や構成、声のトーンも変わってきます。
それは「あなたの話し方が、相手を動かす力を持つ」ということに他なりません。
まとめ:あなたの言葉は、誰かを動かす力になる
今回は「プレゼンのプロが教える伝わる伝達の極意」として、
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単に伝えるのではなく、相手に行動してもらう「伝わる」状態を目指す
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情報提供ではなく、実践につながる発信が大切
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音声配信も同様に、聞き手の変化を意識することが音声ブランディングの本質
というお話をしました。
音声ブランディングの可能性は無限大です。
あなたの発信が、誰かの行動を変え、未来を動かす力になることを信じています。
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