#12 ファン形成に繋がる声の単純接触効果
こんにちは。音声ブランディング専門家のおともです。
このブログでは、私が配信している「しゃべらせる音声ブランディング塾」の内容をベースに、音声ブランディングの実践知や、コミュニケーションに役立つヒントをお届けしています。
今回のテーマは、企業活用にも応用できる「音声ブランディング × 単純接触効果」です。
コンテンツ
単純接触効果とは?音声との相性が抜群な心理法則
「単純接触効果(ザイアンス効果)」とは、人は繰り返し接するものに好感を持ちやすくなるという心理効果です。
例えば、ある日突然「なんとなくこの人好きかも」と感じることがあったとしたら、それは何度もその人と接触しているからかもしれません。
この心理法則、実は音声ブランディングと非常に相性が良いのです。
なぜなら、音声というメディアは「ながら聴き」ができるため、ユーザーの生活に自然に溶け込むことができ、無理なく接触頻度を高められるからです。
テキストより音声が「記憶に残る」理由
単純接触効果を最大限に活かすには、「感情」が伝わることが重要です。
ここで、音声の特性が生きてきます。
テキストではどうしても読み手によって解釈が異なってしまいますが、音声には「声のトーン」「リズム」「間」など、非言語的な情報が含まれています。
だからこそ、相手の感情や人柄、熱量が伝わりやすくなり、結果的に記憶に残りやすくなるのです。
また、リスナーが「この人、なんか好きだな」と思ってくれる確率もぐっと高くなります。
実体験:音声によって信頼関係が生まれるプロセス
私自身、2021年から音声配信を始め、これまでに680回以上、200時間以上の音声を届けてきました。
その中で感じたのは、音声というメディアは「信頼関係を構築するスピードが早い」ということ。
X(旧Twitter)やInstagramの投稿では「いいね」はつくけど反応が浅い。
一方で、音声配信を通じて出会った方々とは、初対面でも「おともさんの声、ずっと聴いてました!」と、まるで旧知の仲のように深く、そして温かい関係が築けていると感じます。
音声ブランディングは企業活用にも最適
個人に限らず、企業ブランディングにおいても音声は強力な武器になります。
社長や社員の「生の声」を届けることで、企業理念やサービスに込めた想いがよりリアルに伝わり、顧客や採用候補者との距離が一気に縮まります。
最近では、社長インタビューを音声化する企業も増えてきました。
これにより、ユーザーは文章ではなく「人の声」を通じて会社を知り、共感し、ファンになってくれます。
単純接触+感情伝達=ファン化の黄金方程式
音声ブランディングは、単純接触効果を土台に「感情の伝達力」という武器を掛け合わせることで、ファン化を自然に促すことができます。
つまり、
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頻繁に届ける(接触頻度の確保)
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自然体で話す(人柄が伝わる)
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相手の共感を誘う(想い・情熱を込める)
この3つを丁寧に積み重ねていくだけで、あなたやあなたのブランドに「また聴きたい」「応援したい」という気持ちが生まれやすくなります。
まとめ|「声」は、最も人間らしいブランディングツール
最後にもう一度、今回の内容を振り返ってみましょう。
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音声は単純接触効果と相性が良い
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声には「感情・人柄・熱量」が宿る
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信頼関係を築くスピードが圧倒的に早い
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企業のファンづくりにも活用できる
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音声ブランディングは今後ますます重要になる
あなた自身の声、もしくは会社の声を活用することで、「読ませる」ではなく「聴かせる」ブランディングをはじめてみませんか?
しゃべらせる音声ブランディング塾では、今後も音声に関するノウハウや実践知をリアルタイムでお届けしていきます。
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